■ホイールの取り付け前に（タイヤ組み込み前に）

1.ホイールの選び方
ホイールのサイズ、孔数、P.C.D、インセット/ゼロセット/アウトセット、取り付け面形状、ハブ穴形状などが装着する車に適合することを確認して下さい。またホイールの許容配荷重値が装着車両に対し、不足している場合も装着出来ません。これらが不適合の場合、安全な走行が確保出来ない場合があります。販売店にご相談の上、必ず装着車両に適合したホイールを使用して下さい。

2.ナット、ボルトの選び方
ホイールの取り付けナット座はテーパー座、球面座、平面座等の種別があります。車側のネジ、ピッチを確認の上、必ずナット座の形状にあったもの（もしくは指定の専用ナット、ボルト）を使用して下さい。形状の異なるナット、ボルトは十分な締め付けができないので、絶対に使用しないで下さい。また車両への取り付けの際は、ナット、ボルトのかかり長が10mm以上を目安として下さい。

3.エアーバルブの選び方／取り付けについて
エアーバルブは必ず付属の専用バルブ（または指定バルブ）を使用して下さい。バルブがホイールのバルブ穴に適合しないと空気漏れの危険性があります。尚、バルブはグロメット（エアーシール用のパッキン）の老化により空気漏れの危険性がありますので、必ず新品バルブをご使用下さい。バルブ取り付けの際は、適度な締め付けトルクにて締め付けて下さい。バルブ本体が指で軽く動いてしまう程度の遊びがある場合は空気漏れを起こす場合があります。推奨トルクについてはお問い合わせ下さい。バルブコアはNo,9000シリーズ（JIS B型ショートタイプ）を使用して下さい。

4.タイヤの選び方
ご使用になるタイヤは必ずホイールサイズに適合するサイズを装着して下さい。タイヤの適合サイズは、社団法人日本自動車タイヤ
協会発行の「JATMA YEAR BOOK」もしくは、タイヤのカタログに記載されている適用リム幅をご参照下さい。ランフラットタイヤをご使用の際は、併せて空気圧センサーをご使用下さい。空気圧センサーが使用できない場合は、ランフラットタイヤのご使用もお控え下さい。

5.タイヤのロードインデックスについて
標準サイズのタイヤから偏平率の異なるタイヤに履き替える際には、標準サイズのロードインデックスを下回らないようにする必要があります。

6.ホイール取り付け車両のキャンバー角について
ホイール取り付け車両のキャンバー角の付け過ぎは、タイヤの片減りやリンケージ類のストレスにつながる他、ホイールの強度に著しい悪影響を与えます。必ず適切なキャンバー角に調節し装着して下さい。